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モノクロ化 1 モノクロデータのモノクロ化 モノクロデータをそのまま出力して、きれいにモノクロが出る環境を構築されている方も、キャリブレートの取れていない方にも共通して使っていただける方法です。まず、お持ちのモノクロデータがグレースケールであったなら、それをRGBデータに変換して下さい。その後、調整レイヤーでトーンカーブを呼び出して、ブルーとレッドのカーブを下記のようにします。
これは印画紙時代の、温黒調、冷黒調、純黒調を作るための作業と思って下さい。真ん中にポイントをおいて対角線上に同じレベルだけ上げ下げします。グリーンはそのままにして置いて下さい。こうすると今までニュートラルグレイであった写真にかなりアンバーが乗ってくると思います。そこでこれをもう一度ニュートラルグレイに戻します。
色彩の統一にチェックを入れて下さい。この状態で再びニュートラルグレイに戻ったと思います。 これを使って完全なモノクロも作成できます。まず色相0°でプリントします。このとき注意したいのはできあがったモノクロ作品をどこに展示するかで色味が変わりますから、評価光は展示場所と合わせて下さい。自然光下なら自然光で評価をして下さい。印画紙の時も暗室の外へ持ち出して、目を慣らしてから自然光で評価をしていましたが、あれと同じ理屈です。ただ多色インクでのモノクロは評価光の差がはっきりと色浮きになって現れます(メタメリズム)から注意が必要です。 2 カラー原稿のモノクロ化とチャンネルミキサーの使い方 1でお話ししたのはすでにモノクロになっているデータの場合でしたが、実際にははじめからモノクロデータというのは少ないと思います。モノクロのネガをスキャンする場合もカラーポジとしてスキャンしますから、最初はすべてカラー原稿と言うことの方が多いでしょう。そうなりますとカラーのモノクロへの移行が重要になってきます。
Grayscale Standard.chaです。これはPhotoshopのインストールディスクに付録で入っています。これをハードディスクにコピーしておいて呼び出して使います。使い方はきわめて簡単です。モノクロにしたいカラーデータでチャンネルミキサー調整レイヤーを呼び出します。
そこから「読み込み」を押して前述のGrayscale Standard.chaを読み込みます。上のような感じに調整されたモノクロができあがりますから、お好みよってはここから更にスライダーを微調整します。これだけです。以降の説明は上記1の通りです。 ここで説明した一連のモノクロ化は現在ではLightroomで行うのが一般的です。またノイズをのせるのではなくフィルムの粒状を再現出来るSilver Efex Proもあります。現在33種類のモノクロフィルムに対応しています。
※ Photoshop CS3以降はきわめて有効なモノクロ化チップがPhotoshop本体にありますのでそれをお使い下さい。 |
| ●画像スキャン ●レタッチ ●モノクロ化 ●画像補整 ●出力 |