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変わったKURAGE

2020 年 3 月 24 日

隅田川

今朝の清洲橋下です。

ちょっと気取った写真が撮れたから載せたわけではありません。

上部の黒っぽい固まりの中にクラゲがいるんですが、とても小さくて変わった形なんです。

三つのお椀を伏せたような形のドローンがありますよね、ちょうどあんな形をしていて、その三つのお椀を上下に羽ばたくようにして移動していました。

で、そのクラゲを撮ったつもりがとんだ芸術写真写真になっちまいました。

芸術といえば今日のネットニュースに「抽象画にコンピューターでつけた難解な名前を題名にすると評価が上がる」て記事がありましたが、それって結構あるあるでしょ。

一枚の絵なり写真なりにつけるタイトルの傾向として、例えば百合の花のアップがあるとして写真関係の人は「百合」とか「雌しべ」とか「貴婦人」とか割と素直というか二科会的素朴なタイトルが多いんですけど、美術系の人たちはもう少し意味ありげなタイトルを好みます。「憂鬱な花芯」とか「見えざる欲望」とか、中にはもっと訳のわからない「雌しべに見る形而上学的美の傾向」なんて、いかにも深い意味がありそうで内容のないタイトルを好んだりします。

写真や絵や彫刻にタイトルは必要ですか?

詩や小説にはタイトルが必要なのはわかるんですが。。。

と、まあ、今朝も散歩しながらくだらないことを考えて、肝心のクラゲの撮影には失敗したカザマでした。

しつこいけれどターナーの空

2020 年 3 月 23 日

雲

今朝の空です。

散歩の途中七時半頃ポツポツと降ってきました。

アメッシュで見ると、中央、港、江東のあたりにだけ薄い雨雲がかかっていました。

金曜日の昼間に上野と谷中の桜を見に行ったんですけどまだ三、四分咲きでしたが、今朝の浜町あたりの桜はもう八分咲き。

日曜日の暖かいのが効いたんですかね。

今年はどこも都内の桜の見どころ場所は宴会禁止だそうで、結構なことです。

ついでにあのぶら下がっているぼんぼりも禁止になればもっと良いのになんて思っているひねくれ者です。

みなさま、コロナにはお気をつけあそばせ。

都鳥異聞

2020 年 3 月 18 日

都鳥

写真は昨日、隅田川右岸清洲橋と永代橋の間に群れるユリカモメです。

今朝は同じ場所はもちろんこの場所の上流にも下流にもユリカモメの姿は一羽も見られませんでした。

寒いさなかにはたくさんいたおしどりはもう姿を消して、この頃はもっぱらこのユリカモメばかり。

昨日と今日で何が違うのか、潮見表を見てみますとどちらも小潮です。

ただ、小潮でも昨日は満潮と干潮の差が明確にありましたが今朝は干満の差がほとんど無く、潮が動かない状態が午前中ずっと続いています。

違いといえばそれくらいで、潮が動かなければ微生物も流れてこないので畢竟イナッコなどの稚魚も餌を追って水面に群れることもなく、したがってそれを捕食している水鳥も現れなかった、というのが釣り好きだった素人の推理ですが、もしそうだとして鳥はなぜそれが判るのでしょう?

今朝は潮が動かないから東京湾から隅田川まで遠征するのは無駄だからやめておこうぜ、って言い合ったか言わなかったか、そこはわかりませんが、不思議なことです。

隅田川、それほどきれいでもなく、そこに住む魚種も数種類でとても豊かな川とは言えない東京の川ですが、私はこの川が好きです。

敵わないなあと思うこと

2020 年 1 月 31 日

枯葉

敵わないなあと思うことは色々ありますけど、身近なところでは写真家ですね。この人には敵わないなあと思う写真家を挙げればすぐに百人くらいあげられそうですし、写真家以外の人に広げればそれはもう無限と言っていいほど居ます。

で、それはまあ己の凡庸さを受け入れれば済む事ですが、真に敵わないなあと思うのはやっぱり自然。
今朝の散歩で拾った落ち葉ですけど、どうよ、このデザイン、色使い。
画家は自然を模倣するって言いますけど、実際感服しますね(指がきたないけど)。

まあそれと自然のうちなんですが、太陽が地球上に見せるライティング、これも敵いませんね。

だいたい写真家は(私が意識しているのは商品写真家ですが)面で光源をこしらえてライトを組みます。
ところが太陽は点光源の一灯ライティングです。
返しのレフも使いません。
それでメリハリがありかつ柔らかいライティングを見せます。

佃島

これも今朝の隅田川から佃を撮った写真ですがいい感じですよねえ。

太陽が点光源と言っても無限遠からの点光源は面光源と考えていいんじゃないかと言う声も聞こえてきそうですが、次の写真を見てください。

隅田川

佃を撮った位置でレンズを下に向けた写真です。
こんなに細い被写体の影をこれほどくっきり落とすのはやっぱり面光源ではできない技ですよね。

もともと写真家が面光源を多用するのは影を殺すためですから、影のくっきり出てしまう点光源は使われないんですね。

でも太陽が見せる点光源一灯ライティングは見事ですよねえ。

点光源を使う写真家を私は一人知っています。
Arnold Gilbertというアメリカ人。
もともとは写真のコレクターとして著名な人です。
この方の息子さんが日本人と結婚されているので、来日されたこともあります。
その時に日大で講演もされています。
私は実際にお会いしました。
彼以外に点光源で写真を作る写真家を私は知りませんが、彼は撮影しないんです。
撮影しない写真家って、矛盾していますが、彼はフォトグラムの作家なんです。

フォトグラムといえばマンレイが有名ですが、マンレイのフォトグラムは世の中がありがたがるほどには傑作とは思えません。
あの程度は私にも作れます。
が、Gilbertさんのフォトグラムはちょっと真似ができません。

Gilbertさんにお会いする機会のあった時に私も自分の作ったフォトグラムを持参したんですが、そして彼は褒めてくれましたが、私のはマンレイ調の誰にでも出来るフォトグラム。
彼の賛辞は社交辞令です。
その時彼が教えてくれたのは「私はワインとチーズを持って暗室に入る」でした。
つまりワインを飲みチーズを食べフォトグラムを作る、それが楽しみだということでした。
その時に、色々教えてくださったのですが、彼の制作上のノウハウでもありますので細かいことまでは書きませんが、使うのは点光源だということでした。
そこから、誰も目にしたことのないフォトグラムの世界が開けてきます。
ググれば作品のいくつかは見つかると思います。
モチーフが何か、どういうライティングなのか、想像すると眠れなくなりますよ。

とりとめなく色々書きましたが、まあ世の中は敵わない人、ものだらけですね。

でもその敵わない人たちの拵えたものを見る自由はあるわけですから、そうがっかりばかりしないでもいいのかなと思います。

お天気の良い、風の強い朝でした。

暮の都心下町

2019 年 12 月 26 日

隅田川

本日は大潮。

これは満潮から少し下げに入った頃です。

都鳥が結構たくさんここばかりでなく、川のあちこちで岸に寄って群れていました。

盛んに首を水の中に突っ込んでいたので、小魚やバチがたくさん流れていたのかもしれません。

さて、前にも書きましたが人形町のスタジオ周辺、地域猫が不妊手術の成果(?)で一匹もいなくなりましたが、最後の猫の消えた時に予言した通り、近隣でネズミが跋扈し始めました。

猫が十一匹もいた時は昼間に鼠の姿を見ることはありませんでしたが、また見ても猫が狩った後の死骸ばかりでしたがこの頃は元気に走る姿をよく目にします。

スタジオの周囲は商業地ということもあり、飲食店がすこぶる多いのですがその店々の下水溝からネズミが出入りしています。

それでも猫の消えた当座は週に一度か10日に一度だった鼠の姿をこの頃はほぼ三日に一度くらいは見かけるようになりました。

まだまだ増えるでしょうね。

銀座ほどではなくともかなりの数になるんじゃないでしょうか。

小さい家ネズミだけでなく、かなり大きなドブネズミも跋扈しています。

これから飲食店は大変でしょうね。

朝日新聞が銀座から築地へ移る時に一番大変だったのがネズミ対策だったそうですから。

築地の魚河岸移転でもあそこに居た大量の鼠は二手に分かれて銀座方面と勝鬨橋を渡って晴海方面へと移動したそうですが、さて。

で、嫌な話ばかりなので耳寄り情報も一つ。

私の散歩コースに立ち食いそばは何件もあるんですが、茅場町から永代通りを深川に向かう道が茅場町と新川を分けるあたりに日本橋川が流れていまして、そこに亀島橋霊岸橋という橋が架かっているんですがこの橋のたもとに「亀島」という小さな立ち食い蕎麦屋があります。

ここが美味しい。

朝早くからやっていますから出勤前や工事現場へ急ぐ人たちで朝から賑わっています。

甘いつゆの苦手な人には勧めませんが、中々美味しいですよ、安いし。

さて、今年も押し詰まってまいりました。

皆様には健康で明るい新年を迎えられますよう、願っております。

どうぞ、良い年をお迎えください。

 

永代橋

2019 年 12 月 9 日

永代橋

長い間、幌のかかった状態でペンキの塗り替えをしていた清洲橋と永代橋。

そのうちの永代橋の幌が取れました。

以前は濃い深緑色だったものが明るい空色に。

橋のたもと右側にある堤防の下にカワウ数羽とサギがよく来ています。

ここはちょうど日本橋川が隅田川に合流するところで小魚が集まるせいでしょう。

その割にはここでシーバスをあげている人はあまり見ませんが。

曇り空に永代橋、綺麗な風景ですが、晴れた日にもう一度撮って見ましょう。