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お水取り

2005 年 3 月 22 日

奈良お水取りの杉の葉

バレリーナー(最近はバレリーナ)のH.O.嬢から毎年送っていただく杉の燃えカス。3月の12日に奈良の東大寺二月堂で254回目(本家を参照しましたら1254回目)のお水取りがあったそうです。「達陀」(ダッタンと読むそうです)に許可をもらって行ってきたそうで、その時のたいまつの燃えカス。火の粉を浴びれば無病息災。火災よけ、厄よけ、何でもよけ。でも江戸時代にこれで二月堂を焼いたことがあるそうです。昔の日本人はなんだかそういう間の抜けたところがあって、好感が持てるのです。平戸に黒船来襲に備えて砲台を作ったことがありました。当時は火縄ですから、雨が降ったら役に立たない。お天気のいい日に黒船が来てくれるように頼むわけにもいかない。そこで知恵者が考えて砲台に屋根を作りました。みんなそのアイデアに大歓喜。そして今や遅しと黒船来襲を待っていましたが、また別の知恵者が「黒船がくる前に、テスト発射をした方がいいよ!」と提案しました。これにもみんな大賛成。そしてお偉いさんがいっぱい集まって、さあ発射実験。「作用反作用の法則」を思い出して下さい。砲弾が前に飛ぶにはそれを押し出すガスが後ろに出るのです。でも砲台は屋根がついてガスの逃げ場がありませんでした。砲台自身が藥室のようになっていたために、大爆発。最初の一発で砲台は吹き飛んだそうです。私の作ったデジカメフードよりも滑稽。
こんなユーモラスで人のいい日本人はどこへ行ってしまったんでしょう。ラフカディオハーンもシーボルトも日本人を高潔で親切で正直だと言っています。
ハリウッド映画を見て、コンビニで買い物をして、ジャンクフードを食べているうちに日本人のDNAは変化してしまったんでしょうか?