Saul Leiter

2017 年 6 月 18 日

ソウルライター

一昨年この人の日常を描いた映画を見たときから、日本で個展が開催されるときは見に行こうと決めていました。

そして、今日遅ればせながら行ってきたのですが、意外に若い人が多くてそれは少し驚きました。

映画からの印象で、街なかスナップの作品を期待して行ったのですが、少しニュアンスが違いました。

ブレッソンや伊兵衛さんのような「街なかスナップ」のお洒落版みたいなものを想像していたのですが、写真は総じてグラフィック的で、言ってみれば「写真好きのデザイナーが撮った写真」みたいと言えば伝わるでしょうか、スナップとしては少し幅が狭いのです。

街なかで撮ってはいるんですが、作意が勝っている感じがして、そこにセンスはあってもヒューマニティーが希薄、と言っては少し言い過ぎになるかもしれませんが、人々の日常に興味があるというより、日常が生み出す上等な景色に興味がある、と言ったような写真でした。

スナップっを求めていた私には、そういう意味では少し食い足りないところがありましたが、作品は総じてオシャレでイイ感じの写真展でした。

映画を見てない人にはどう見えるのだろうかというところもちょっと興味のあるところです。

来週まで文化村です。

剣呑なはなし

2017 年 6 月 9 日
清洲橋から

清洲橋から

「共謀罪」は通るに決まっていますよね。

では「共謀罪」が通ったあとはどうするのですか?

「凶器準備集合罪」「暴力団対策法」も通りましたが、通ってしまえば右も左も知らん顔です。

誠にもって剣呑な話じゃないですか。

 

ウィーンからの手紙

2017 年 6 月 7 日

ウィーンからの便りです。

Schifteさんのお友達の庭の大きな桜の木にさくらんぼがたくさん実りましたとさ。

野原にはたくさんのひなげしが咲きましたとさ。

山村暮鳥の「いちめんのなのはな」を思い出しました。

「風景」の中の「純銀もざいく」という詩です。

夢中になって詩を読んだ時期がありました。

立原道造に酔ったかと思うと北川冬彦に傾倒したり、草野心平に感心したかと思うと鈴木 志郎康に夢中になったり。

一本道に行けない青春時代でした。

卓球や将棋で一本道を進む若者の姿を見ると「凄いなあ」と、ただただ驚いています。

 

写真はすべてMichael Schifteさんです。

地球に刺さった二本の棘

2017 年 5 月 27 日
USSR

1989 モスクワ

金正恩 + Donald John Trump

古宇利島とコーヒー農園

2017 年 5 月 20 日

沖縄から写真が送られてきました。

沖縄でも本島では星空の観察は難しいそうで、星を見たい人は古宇利島へ行くそうです。

そして、沖縄にもコーヒー農園が出来たそうですが、、、名産品になるまでまだ少し時間が必要なようです。

最後は私の住まいより更に芸術的に古びたバス、何に使っているんでしょうか?

AWZさんは「今年の台風で消えるかも?」と言ってますが、さて。

古宇利島へは今は橋が架かって行き来が随分楽になったそうですが、便利になると失われるものがあるんですよね。

病人なんかが出たときはありがたいでしょうけれど、痛し痒しですね。

撮影はすべてAWZさんです。

ナガミヒナゲシ

2017 年 5 月 15 日

ナガミヒナゲシ

隅田川テラスの植栽に群生しているナガミヒナゲシ。

見たら抜くようにという記事がfacebookにありましたが、けっこう可憐な花なので、引きちぎって捨て去ることには抵抗があります。

「雑草という植物はない」と言ったのは昭和天皇ですが、果たしてこの花が在来植物を次々と絶滅に追い込む程の悪いやつなんでしょうか。

昔、山崎ハコという歌手がいました。

絶望的な歌を歌うその人のヒット曲に五木寛之の「青春の門」を題材に五木寛之が作詞して山崎ハコが作曲した「織江の唄」というのがあります。

その歌詞に「月見草 いいえそげんな花じゃなか あれはセイタカアワダチ草」という下りがあります。

この歌のはやる少し前、江戸川や荒川の河川敷にはこのセイタカアワダチ草が群生していたんです。

今で言う特定外来植物のたぐいです。

この頃、このセイタカアワダチ草を早く何とか駆除しないと、日本中の在来の雑草が侵食を受けて、絶滅してしまうと識者が盛んに喧伝していたものです。

たしかに物凄い勢いで増えていましたからね。

でも、今江戸川や荒川にはすすきも葦も生えています。

セイタカアワダチ草に埋め尽くされていた景色は消えています。

素人のささやかな経験に基づく意見ですが、そうヒステリックにナガミヒナゲシを引きちぎらなくても「いいんじゃね?」と思うんですが、いけませんか。