コロナ休題

シャプトン

シャプトンホームページより

やっと解除になりましたね。

人が来て成り立つ商売や、人を尋ねて成り立つ商売、現場に出て成立する職業など様々ご苦労されて居るようでここを乗り切るのは大変です。

そんな折、私めも外へ出られないので、スタジオで作品作りでもすればいいのですが、へっぽこ写真家はそう言う建設的な過ごし方ができずに映画見たり、Youtube探し回ったり、まことに非生産的な時間の過ごし方をしていました。

反省。

で、ふと思いついたのは、我が家にある刃物をこの際研いでみようかと思ったわけです。

刃物と言ったって父祖伝来の日本刀とかそんな立派なものはありません。

「木屋」とか「藤次郎」とか「関の孫六」とか「無名」とかの包丁類です。

ペティナイフとか牛刀とか出刃とか柳刃とか、釣りをしていたんで包丁はそれなりに持っています。

見れば鋼の包丁には錆が浮きステンレスの包丁は歯が欠け、惨憺たる有様です。

で、この際家にある全ての、と言っても10本程ですが包丁を研いでみようと思い立ちました。

私の包丁の研ぎ方を見て、昔友人から「バカじゃないの!」と叱責されたことがあります。

私、台所の流し台で水道の蛇口の下に砥石を置いて水をチョロチョロと流しながら研いでいたんです。

これを見てくだんの友達は「砥石ってのは刃物を研いで居る時に出る研ぎ汁で研ぐもんだよ。お前のように研ぐそばからその研ぎ汁を流したんでは一生かかっても刃がつかないよ」と笑われました。

そんなこと言ったって、砥石を買った時にそこの金物屋のおばさんに教えられた通りにやってるんですから、怒られたり馬鹿にされるのはちょっと納得がいきません。

私が砥石を買ったのは八丁堀の「直平」、古くからある本職相手の専門店です。

子供の頃は二の日に八丁堀に縁日が出たので、よく遊んだ場所です。

私の研ぎ方には私の使っている砥石に由来があります。

シャプトンの「刃の黒幕」という知らない方にはなんだか怪しげなネーミングの砥石なんですが、これの1500番。

刃こぼれ直したりするのにはダイヤモンド砥石の400番と1000番、これっきりです。

凝る人は更に5000、10000、30000と揃えたりするんですが、素人が台所で使う刃物に美術品級の美しさは求めませんから。

包丁研ぎって、手が汚れるんですよね、研ぎ汁が爪の間に入って、爪ブラシで少々こすったくらいじゃ落ちません。

ところがね、このシャプトンというセラミック砥石は水を流しながら研ぐんで、手が汚れないんですよ。

Youtubeで「研ぎ」で検索すると、この砥石が山ほど出て来て、みなさんこの砥石をほめているんですけど、ほぼ100パーセントの方が、先ほどわたしを叱った友達のように研ぎ汁を大事に研いでいます。

これが間違いではないんですが、手を汚したくないなら「シャプトン」で水を流しながら研ぎましょう。

ご参考までにシャプトンのホームページとYoutubeでの美しい映像をどうぞ。

追記  天然砥石をお使いなら、研ぎ汁を大切に。

 

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