iPhone 4Sのカメラ

清洲橋から

4S

iPhone 4Sに付属しているカメラは実に私にはあっています。
コントラストと彩度がやや高めで、シャープネスが強目の処理です。
これをアマチュアっぽい、とか素人好みといって嫌うプロもいると思いますが、私はこういう写真が好きです。
ピントの浅い背景がとろけるような写真は、上手くはまると、とても素敵な写真になるのですが、何でもかんでもそれっていうのは、ちょっと敬遠します。

スイスカメラという雑誌が昔あったんですが、そこに載っていた一枚の写真が今でも鮮明に記憶にあります。
雑誌はモノクロ写真しか扱わない雑誌で、印刷がとても手の込んだ雑誌でした。
ゼラチンシルバーの印画紙を見ているような、美しい印刷だったのです。

ひとりの兵士が、戦場でつかの間、休息している姿を兵士の左横から上半身を納めた写真でした。
なんということもない写真だったのですが、その兵士の左肩に銃のスリングがかかっているのが写っていて、その布目が実にくっきりと写っていたのです。
その切れ味のよい描写の布目が兵士の戦場でのこれまでを語っているようでした。
それが今でも鮮やかに記憶にあって、私が写真を撮るときの指標になっています。

カメラはライカでした。

写真は鮮やかに、くっきり、明確に、が私の心情です。
アマチュアっぽいというのは、悪いことではありませんよ。

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“iPhone 4Sのカメラ” への1件のコメント

  1. 小川 美恵子 より:

    置き忘れた時間が・・・とても豊かに還りました。
    有り難う御座います。

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