熊切圭介

熊切圭介

すみません。
例によって、終わってからの告知です。
大御所、熊切さんの展覧会です。まだこのあと名古屋、大阪、札幌と廻るそうです。
最終日の昨日ギリギリで滑り込んだんですがお目にかかれませんでした。
熊切さんは余程この島が気に入ったみたいです。
何度かの大病から復活してその度に展覧会。
見習わなくては。
小川隆之という写真家がいます。「New York is」という私が衝撃を受けた作品の作者ですが、
その小川さんから昔聞いた話しです。
立木義浩さんが撮影を終わってリムジンの後部座席で足を投げ出してリラックスして銀座通りを通りかかった時、
石元泰博さんがジッツォ(フランス製の大型三脚)にディアドルフ(木製の8x10inchカメラ)をのせたまま
一人でそれを肩に担いで歩いてこられたそうです。その頃石元さんは既に80才かそれに近い年齢でした。
撮影の途中だったんですね、きっと。
それを見た立木さんは車を降りて土下座したくなったそうです。
わかりますね、この気持ち。
私ちょくちょく近頃の噺家の悪口書きますけど、写真家も昔の人はえらかった。
熊切さんの写真見ながら、フとそんなことを考えました。

ガーベラ

Polaroid Transfer

「3000円で写真売りましょ買いましょ」展で私の作品を買って下さった方が居られるようです。
ありがとうございました。本当に感謝します。
実はこの展覧会の知らせは知り合いに案内をしませんでした(この場所では書きましたが)。
わたし普通、展覧会の時はたいてい200~400枚ぐらいの案内状を出すんですが、今回はそれを敢えてしませんでした。
いったい私を知らない人達に私の作品はどの程度受け入れられるものか? 試してみたかったんです。
3000円というあまり負担にならない金額で、でも絵はがきよりは相当高い金額で無名の私の作品は果たして売れるのか?
しかも、大勢のビッグネームの中にまぎれて。
売れたそうです。
買って下さった方は写真家。
これもありがたいことです。
オリジナルプリントを根付かせるためには、先ず写真家が写真を買おうよ、という趣旨で始められたこの企画。
五味彬さん、横木安良夫さん、細江英公さんその他企画立案実行された方たちに感謝します。
細江さんは人の写真を良く買うことで有名ですが、細江さんに展覧会で写真を買ってもらったら
学生なんかほんとに勇気が湧くでしょうね。
そういう意味でも、昔の写真家はえらかった。

会場の様子はこんなです。
http://jp.youtube.com/watch?v=W5CqgjFqCU8
http://jp.youtube.com/watch?v=njXI6z6Ory4

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