資本主義

カーラ

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先月の「蟻にたかる砂糖2」で書いた貨幣の矛盾ですが10月17日付の朝日新聞(朝刊)に
「経済危機の行方」と言うタイトルで東京大学の岩井克人さんという方が書いておられます。
見出しが三つあって「資本主義は本質的に不安定」「貨幣それ自体が実は純粋な投機」「セカンドベスト目指すしかない」となっています。
この二番目が「蟻にたかる砂糖2」を踏襲しています、て、そんなわけないですね(笑。
経済学者の書く文章ですから、過去の著名な経済学者の名前や経済学理論などが文章中にちりばめられていますが
そういう飾りを省いてしまえば、「蟻にたかる砂糖2」で乱暴に言い放ったなんの価値もない紙切れ理論(?)が分かりやすく書かれています。

本来は価値のないものに無理矢理価値があるように見せる時に使われるのは昔からたった二つの事ですよね。
独裁者の権威とか神仏の偶像化とか、世界の至る処で行われている神格化のテクニック。
一つは隠すこと。
もう一つは隠し切らずときどきは現すこと。ただし、現す時はその手続きを複雑煩瑣にすること。この二つだけですね。
ものでも人でも神格化されているものは皆そうでしょ。
これは人間の中にある弱点なんでしょうね。
簡単に会える人はえらくない、いつも見られる仏像はありがたみが少ない。
ここにつけ込まれるんですね。
組織の中ではこれがさらに複雑に機能します。
神格化されたものの価値を認めることによって、自分の位置が保証される。
シンボルを否定するとそのピラミッドの下に位置する自分をも否定することになるから、シンボルを認める、と言うネガティブな思考経路が出来上がります。
シンボルを崇めればあがめるほど自分の位置が強固になっていく。
連合赤軍、オウム、国家、その他合法非合法の区別なく、組織とか集団を神格化する時には必ずこれが存在します。
ヒエラルキー。

話しが危険ゾーンに入ってきたのでこれで止めます。

古今亭志ん生。
たまりませんねえ。

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