また蕎麦の話しで恐縮です

浜町やぶ浜町やぶの天ぷら蕎麦先月、蕎麦の話しを書きました。そのとき、天ぷらの話しをしまして、天ぷら屋の天ぷらよりそば屋の天ぷらの方が好き、と書いたんですが、「どういう違いだ?」という人がありましたので、わざわざそば屋へ行って撮ってきました。、、って、恩着せがましいんですが、じつは暮れから取りかかっていた難解なサイト構築作業が終わりまして、無事におさまったものですから、ひとりでご苦労会。わたしが良く話題にする浜町の藪蕎麦。店を改築する前はこのお盆も木に漆塗りで、あちこち剥げていたりして、風情があったんですが、今はご覧のように練り物にカシュー仕上げ。きれいなんですが美しくない。はげちょろけていても以前の方が美しい、とわたしは感じています。この天ぷら蕎麦、「大込み(だいごみ)」つまり大盛りですね。蕎麦の中にはエビの天ぷらとサヤインゲンに柚子、おてしょにさらしねぎと大根おろし。きわめてシンプル。このてんぷらが、わたしの言うそば屋の天ぷら。

天ぷら屋の天ぷらはうすい衣をさっと付けて揚げますから花が咲いたような仕上がりになります。衣を溶くときもごくあっさりと、ぐるぐるかき回すようなことはしません。グルテンの出るのを嫌うんですね。でもこれはしっかりグルテン。おそばの中の天ぷらは、これが好きなんです。近頃、なかなかないですよ。みんな天ぷら屋の天ぷらになっちゃってます。中には油に入れたエビの上からそのうすい衣を箸にまつわりつかせて、油の中にたらたらたらし込むようなところまであります。衣で太らせるわけですね。チェーン店の天ぷら屋さん、例外なくこれをやります。ボリュームを付けるつもりなんでしょうね。嫌いです。微妙にエビのシッポがそばつゆから逃げているでしょ。このおかげで、しっぽはパリパリ。写真撮るんで、品良く七色とんがらしをかけていますが、実際はわたしはもう少し盛大に入れます。うまそうでしょ。外国に暮らしておいでの方にはちょっと酷ですが、こればかりは日本でないと食べられない。似たようなものはあるでしょうが。尤も日本でもこんな風なものは、そうどこにでもここにでもあるわけじゃあありません。まあつまらない話しでしたが、どんな天ぷらかと言うとこんな天ぷら、ということでした。

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