リベンジ

先日(7/19)の日記に書いた青紙、2、3日してから郵便局に払いに行ってきました。帰ってきたら電話。デザイナー氏いわく、「先日の機械出来上がったんで、見本市用のムービー作りたいんですけど」はじめはわたしに撮ってくれということだったんですが、わたしはムービーカメラを離れて30年も経ちます。誰か紹介しますよ、といって電話を切って、二三電話。しかし皆さんお高い。「仕事ないからね、たまにやるとき高くしないとね」ですって。わたしと発送が逆! 強気とはこのこと、でも大丈夫なの? と、ちょっと心配してしまいました。う~ん、こまった。「自分で撮れば、」って言われてもねえ。先ずカメラ借りるところももう分からない。ネットで調べたら、スタジオから三越まで(歩いてゆける距離)行く途中まんなか辺にビデオのレンタルやさんがありました。編集も頼める。これはいけるかも。断られたカメラマンに電話をして、機材、何を借りたらいいか訊くと「民生用がいいよ」とのこと。今時、業務用もフルオートだけれど、民生用なら更になんの設定もいらないとのこと。S社のハイビジョンカメラを借りることにしました。音声さんナシ、照明さん省略。ワンカメのみ。できるかな~。なんて、図々しいことこの上ない。今朝は朝が早いので、昨日のうちに借りておく、のですが、自信がないのでもう一日前に借りました。で、一日カメラを振る練習。パンとズームの練習。パンはいいんです。ただ横に振ればいいんですから。水平さえ取れていれば誰にでも振れます。ズームはちょっと練習しないと、みんな馬鹿ズームになっちゃう。ムービーカメラ持ったことない人には分からないでしょうが、馬鹿ズームっていうのは、ズームインした絵を決めておいて、そこからズームアウトします。そうしてその引きの絵から撮り始めて、ズームアップしてゆく、これを馬鹿ズームと呼びます。ズーミングが画面中央に向かって収斂していきます。見ていて不自然さはないし、別段なんの支障もないのですが、本職が見ると、ここだけで素人が撮ったとバレてしまいます。例えば画面の右上にアップしたい部分があるとします。引きの絵からそこへズーミングするためには、ズーミングしながら横のパンと縦のパンを同時にしなければなりません。そしてズーミングの間中その右上のアップしたい場所が画面のその位置から動かない、これがズーミングのこつです。丸一日練習しましたが、一度体に入っているものは30年経っても大丈夫なんですね。そう苦労しないで感じは戻ってきました。ただ、ズームのスピードが自由にならないのはいただけませんね。S社、がんばれ。 で、今日、先日違反を取られた場所を通って足立区六町というところへ行くんですが、その前に千葉方面へ別の機械を撮影に。海上自衛隊の航空基地のすぐそばで、左のような工場。左奥にちょこっと柱が4本立っているのがその本体。撮影時間3分。デジは有り難い。この会社なんの機械を作っているかと言えば、衝撃試験のための機械を作っています。メーカーでは自社製品が出来上がると、この機械にかけて落下試験をします。いろんな高さからフリー落下させて、加速度と衝撃度を測ります。ですから各メーカーからいろいろな大きさの試験機を注文されます。全て一品生産。この大きなものは中国へ送るそうです。COCOMがうるさい。機械そのものより、センサーが問題になるそうです。
ともかくインスタントラーメン並みのスピードで撮影終了。六町へ。そこでムービーの撮影は1時間半ほど。全てのカットがフィックス。ズーミング練習はなんだったのか。各カット、リハーサル二三度で即本番。無事に取り終えて本日のお仕事終了です。先日は日当4千円になってしまいましたが、今日はそれを補ってあまりある。仕事は大体こうなりますね。きびしいなあ、と思う奴をいやがらずに受けると、あとでちゃんと元が取れる。うまくできているもんです。

追伸:本文中のこの色の部分、S社の名誉のために書き添えますと、出来ないわけではない。ただレバーが小さすぎて、微妙なコントロールが出来ない。そういうことです。

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