もう使わないでしょう
2019 年 3 月 22 日ささくれてゴムけてしまっていますこのテープ。
昔は活躍したんですが、もう出番はないでしょうね。
使いかけのフィルムが入っている4x5の箱、撮影済みの35ミリのパトローネを入れた箱や袋、4x5のホルダーを入れたバッグ、あらゆるフィルム、印画紙関係の入っているものに貼っていたんですが、もうX線は怖くないですものね。
思えば消えたものはたくさんあります。
写植やさんやカンプライターを始め消えた職業、道具は数知れず。
フィイルムすら消えたんですから変われば変わるもんです。
今後消えるものもたくさんありますよね。
一眼レフカメラはその筆頭でしょうが、十年ほど前には「カメラマンはいらなくなる」と囁かれたものです。
特に物撮りのカメラマンは必要なくなる、全て商品写真はCADから起こす、そう言われたことがあるんですが、かろうじて私を含めてまだ細々と生きています。
時は世に連れ、世は時に連れてかわって行くのに対応しきれないと本人が消えてしまう、なかなかのんびりできないものです。
先日ご紹介した映画「洗骨」ですが、たった4館の上映館だったものが100館にまで拡大したそうです。
監督のゴリさんは政治的発言をしたということで、テレビで姿を見ることがめっきり減りましたが、妙な話です。
お笑い芸人が政治的発言をすると干される、というのはなんだかなあ。
まあ、映画があたってよかった。
そういえばテレビが復旧し始めた頃には「映画は消える」と言われたもんですけど。。。