カメラのシステム変更を企んでいることは何度かここに書きましたが、
その過程でヤフオクも利用しておりました。
ここで、あるレンズのオークションで私が次次点となって終わったのですが、
その後下のようなメールが来ました。
正直、これを見た時「ラッキー!」と思ったんですよ。
でもすぐに「待てよ」と我に返りました。
fromとtoが怪しいですよね。どう見ても同報メールを送っている。
また、この出品者は何故わたしのメアドを知ったんだろうか?
答えは簡単です。
ヤフオクではハンドルネームの後ろに@yahoo.ne.jpをくっつければそのハンドルネームの本人にメールが届いてしまうんですね。
で、気付きながらちょっとこれを引っ張ってみようと思いました。

まあ、こんな返信をしたんですね。
そうすると、また下記のようなメールが来ました。

ね、丁寧でしょう。
オークションで競り合って、僅かな差で競り負けたところへこのメールでは引っかかる人もいるでしょうね。
そこで、このメールに対して私は下記のような返信を返しました。

このメールの意味はですね、「自己紹介」というところにあるのです。
これは自分のオークションブースにある自己紹介欄でこれは本人でないと書き込みはできません。
仮に他人がやるとなれば、ヤフオクのサイトをハックして潜り込まないと出来ないわけです。
それほどのスキルのある人は正業でいくらでも稼げるでしょうから、こんな詐欺には手を染めないでしょう。
個人情報を先に開示しろ、というのはおまけみたいなもんです。
案の定この後、メールは途絶えました。
またヤフオクの出品者の自己紹介欄には何も書き込まれませんでした。
まあ、わたしはここで詐欺に引っかからなかったんですが、更に手の込んだ詐欺があるようなのですね。
この詐欺者は他人の出品者になりすまして、詐欺メールを送ってきましたが、これを出品者本人がやる場合があるらしいのです。
つまりヤフオクのアカウントを二つ取って、一つで出品し別の一つで落札する。
自作自演ですね。
そうしておいて次点者にメールを送る。
この場合、私がやった自己紹介欄への記述も出来るわけです。
まあ、それはこんな値段のものではやらないでしょうが高額の取引には注意が必要ですね。
ヤフーメールに来た美味しい話には乗らない方がいい。
ヤフオクのシステム上のやりとり以外は信用できません、というお話でした。