ST-E2 vs ラジオスレーブ
2014 年 8 月 30 日- ST-E2
- RF603C2
- RF602
珍しく先方へ伺っての人物撮影。
ストロボはクリップオン二台体制。
で、前日にそのストロボを制御するためのST-E2をテストすると、ストロボが発光しません。
このST-E2は赤外線を発射してそれをストロボ側が受けて発光する仕組みですが、これが作動しません。
コンデジに向けてテストボタンを押してみると、どうやら赤外線が出ていません。
で、キヤノンへ電話をして「赤外が飛んでないのですが修理にかかる日にちと費用は?」と問い合わせると「日にちは二週間程度、費用は預かった時点で5000円、修理代が3000円程」だと言うじゃありませんか(わたし、キヤノンへプロ登録していません)。
それでは明日の撮影には間に合わないし、金額も随分だなあと思いながら、YONGNUO製のRF602があるのを思いだし、それを探します。
RF602はラジオ制御で、写真の右側が発信器、左が受信機になります。
受信機が一台しかないので、買いたそうと思ったら、すでにRF603C2に進化していました。
しかも、本体一つでスイッチを切り替えることによって、受信機にも発信器にもなる。
更に更にニコンにもキヤノンにも他のカメラにも使える、というじゃありませんか。
そして更に驚くべき事は二個セットで3600円ほど。
2セット買っても、ST-E2の修理代より安い。
しかもラジオスレーブですからストロボの位置を気にする必要が無い。
躊躇なくこれを2セット、アマゾンに発注。
撮影は翌日午後から、商品は午前中に届きました。
テストして、本番のロケに投入も楽々でした。
ST-E2と違って、TTL制御で発光は出来ませんが、そもそもストロボ二台セットして、TTL発光します?
先ずマニュアル発光ですよね!
というわけで、ST-E2は修理しないで捨てることにしました。
捨てるといっても、ジャンクでヤフオクに出すつもりです。
もしかして8000円ぐらいで売れちゃったりすると、RF603C2が2セット、ただで手に入ったことになるかもしれません。
キヤノン高杉! 晋作。
カメラは6D、ラジオスレーブはRF603C2、テザー撮影はiPad mini、というこの組合せ、今のところキヤノンを使うのであれば、最強、最安、最安直ですよ、おすすめです。
注意:RF603C2とキヤノンのクリップオンを組み合わせるとき、ストロボ側をSLAVEに設定すると、一発飛ばすごとに、マニュアル設定したストロボがETTLに戻ってしまいます。必ずストロボはMASTERで。