2014 年 8 月

ST-E2 vs ラジオスレーブ

2014 年 8 月 30 日

珍しく先方へ伺っての人物撮影。
ストロボはクリップオン二台体制。
で、前日にそのストロボを制御するためのST-E2をテストすると、ストロボが発光しません。
このST-E2は赤外線を発射してそれをストロボ側が受けて発光する仕組みですが、これが作動しません。
コンデジに向けてテストボタンを押してみると、どうやら赤外線が出ていません。
で、キヤノンへ電話をして「赤外が飛んでないのですが修理にかかる日にちと費用は?」と問い合わせると「日にちは二週間程度、費用は預かった時点で5000円、修理代が3000円程」だと言うじゃありませんか(わたし、キヤノンへプロ登録していません)。
それでは明日の撮影には間に合わないし、金額も随分だなあと思いながら、YONGNUO製のRF602があるのを思いだし、それを探します。
RF602はラジオ制御で、写真の右側が発信器、左が受信機になります。
受信機が一台しかないので、買いたそうと思ったら、すでにRF603C2に進化していました。
しかも、本体一つでスイッチを切り替えることによって、受信機にも発信器にもなる。
更に更にニコンにもキヤノンにも他のカメラにも使える、というじゃありませんか。
そして更に驚くべき事は二個セットで3600円ほど。
2セット買っても、ST-E2の修理代より安い。
しかもラジオスレーブですからストロボの位置を気にする必要が無い。
躊躇なくこれを2セット、アマゾンに発注。
撮影は翌日午後から、商品は午前中に届きました。
テストして、本番のロケに投入も楽々でした。

ST-E2と違って、TTL制御で発光は出来ませんが、そもそもストロボ二台セットして、TTL発光します?
先ずマニュアル発光ですよね!

というわけで、ST-E2は修理しないで捨てることにしました。
捨てるといっても、ジャンクでヤフオクに出すつもりです。
もしかして8000円ぐらいで売れちゃったりすると、RF603C2が2セット、ただで手に入ったことになるかもしれません。
キヤノン高杉! 晋作。

カメラは6D、ラジオスレーブはRF603C2、テザー撮影はiPad mini、というこの組合せ、今のところキヤノンを使うのであれば、最強、最安、最安直ですよ、おすすめです。

 

注意:RF603C2とキヤノンのクリップオンを組み合わせるとき、ストロボ側をSLAVEに設定すると、一発飛ばすごとに、マニュアル設定したストロボがETTLに戻ってしまいます。必ずストロボはMASTERで。

日本民芸館にて

2014 年 8 月 24 日

濱田庄司

日本民芸館へ濱田庄司を見に行ってきました。
水滴と湯呑み、きびしょの類が良かった、と見ながら思っていたんですが、思いながら気がつきました。
わたし、大皿や壺や火鉢などという「大物」にはあまり心動かされないということに。
「ん〜?」そこで更に気がついたんです。
私は無意識に自分が使うことを前提にものを見ていることに。
使わないものには興味が無いらしい。
濱田庄司を買えるとか、バーナードリーチを手に入れたいとかということではなしに、つまりそれを買うことが可能か不可能かに関わりなく、自分が使うことを前提にものを見ている。
なんと、狭量な美意識じゃあございませんか!
ま、しかたない、それがわたしだ。

ところで、そこでとんだ失敗をしたらしいのです。

同行する予定の者に急遽差し障りが出て、来られなくなりました。
まあ、「入ろうとする人がいたらあげてもいいや」と持っていた切符二枚をiPad miniのバインダーにはさんで出かけました。
駒場東大はお祭だったらしくてなんだか騒がしい。
民芸館に着いてみると、前庭に乳母車に乗せた赤ちゃんをしきりにあやす外国人の男性が一人いるだけで、中に入ろうという人は見当たりません。
結局私はそのまま一人で中に入り、靴を脱ぎ、私の前に誰が履いたか分からないスリッパを突っかけて、件の展覧会を、上に書いたような狭い美意識で見て回ったわけです。

わたし、いったいに展覧会の類は見るのが早いんです。
ひとところに立ち止まってじっくりと見る、って事は滅多にありません。
別に人の作ったものに同情が薄いわけではありませんが、さらっと見ても印象に残る物は残ります。
それがわたしの美フィルターなんだと思っています。
もちろん見終わったあとにまた戻ってある作品の前に立つというようなこともありますが、大体に於いてさらっと、あっさりした見方です。
ですから友達や知りあいの展覧会に行ったとき、相手に悪い印象を与えているかもしれません。
「何だあいつ、義理に来て、形ばかり見たようなふりをして帰りやがった」と思う方もいるかもしれません。
その上、その場で何か気の利いた印象を相手に伝えるのも苦手ですから、余計にそう思われるかもしれません。
まあしかたない、わたしは見た印象はしばらくたってからでないと湧いてこないのですから。
見て二三日して、じわじわと「そういえばあの作品良かったなあ」なんて思ったりして、思うと「もう一度見てこよう」なんて頃には肝心のその点覧会が終わっていたなんて事は割と頻繁にあります。
「ああ、もっとちゃんと見ておけば良かったなあ」なんて、語るに落ちてますが、思うことはあります。

そうして一通り見て、館内は撮影禁止なので、トイレでも撮って

民芸館の男子トイレ

外へ出たわけです。

するとそこへ日傘を差した60前後とおぼしき品の良いご婦人とその娘さんらしき二人連れ。
良いあんばいだと訊ねてみると切符は持っていないということで、
「連れが来られなくなったので、これよろしかったらお使いください」
「あら、よろしいんですか、それじゃあご遠慮なく」
生活にゆとりのある人は悪遠慮しませんね。
それで、普通は切符も無駄にならずに一件落着、ってわけですけどね、駒場東大の駅に向かいながら、何気なくiPad miniのバインダーを開けて、残った切符の半券を確認したんです。
何故にって、帰ってからそれをブログに載せようと思っていたからです。
何と、そこにあるはずの半券がないじゃありませんか。
「あれ? もしかして今のご婦人にもぎった後の半券あげちゃったんじゃないの?」
しかし、もぎってない方の切符もない。
落としたんだ。

大失敗です。
戻って謝ろうかとも考えたんですが、まあ、あのゆとりあるご婦人なら「まあ、あの方、間違えて使った方を下さったみたいよ」なんて娘さんと笑い話にしてくれるだろうと、虫の良い想像を働かせて帰ってきました。

長く書いた割にくだらない結論で申し訳ありません。

蛇足ですが、近頃、読書はもっぱらiPad miniです。
新刊も買ってすぐに「自炊」して、PDFでiPad miniに取り込みます。
すでに青空文庫も含めると300冊ぐらいをいつも持ち歩いていることになります。
大変な世の中になったもんです。

前線?

2014 年 8 月 23 日

新川あたり

向こうに見える雲、横一線ですよね。

もしかして、前線?

だとすれば、じきに降り出しますね。

これから出かけるのに。

 

追加:当たりましたよ。

降ってきました。

でも幅が狭いから二、三時間で上がるかも。

奇跡

2014 年 8 月 15 日

IMG_2372

毎年八月十五日は来るのですが、そして大人になってからは毎年この日に思うのですが、戦後の日本の69年間は地球上に於いて、ほんとうに「奇跡のような69年間だったな」と。

私は終戦の年1945年に、日本がポツダム宣言を受諾する丁度4ヶ月前に産まれました。
以来69年間、たぶんこの先も私が死ぬまでには日本は戦争をしないでいられそうですから、私の人生は一度の戦争も知らないでまっとうした人生になる筈です。

これは世界中を見渡して、ほとんど奇跡のような人生です。

しかも私は自然災害にも遭遇していません。

1945年生まれは戦中戦後を通じてもっとも出生率が低かった。
この2年後からはもっとも出生率が高くなります。
45年生まれは生まれて生きて育っただけで、希な存在だったのですが、その上一度の戦争にも巻きこまれず生きてこられたことは、今世界を見渡すと本当に奇跡のように思えてなりません。

私は、このことを何に感謝したら良いのでしょう。

昇る朝日や、聳うる山や、流れる川、月や雲やに感謝すれば良いのでしょうか。

今日生を受けた人たちにもこの奇跡が続くことを願います。

おみこし(御神輿)とぎょ(渡御)

2014 年 8 月 14 日

祭りの支度

清洲橋の深川側たもと。

17日の日曜日には深川中をおみこしが練って歩きます。

その角、角に幟と提灯と竹を結わいていきます。

まあ東京では三大祭りと三社祭と、合わせて四つの大きなお祭がありますが、
中でも「みこし深川」と言われるように、ふかがわの八幡様のおみこしは特別なんですねえ。

千貫神輿が何基もあって、これを担ぐのが木場の材木を扱う若衆達の自慢なんです。

一時期、材木問屋で機械化が進んで、人が材木を担がなくなって、この千貫神輿を担げなくなっちゃって、神輿をトラックに乗せて渡御したことがあったんですよ。

これはさすがに不評でしたねえ。

担げないことを宣伝して歩いているようなもんですからねえ。

御神輿は担ぐ人数の三倍の人数が必要なんですね。
ずっと担ぎっぱなしは体が保ちませんから、次々担ぎ手が変わりながら渡御していく。
その為には担いでいる人数の倍の人間がまわりにいて、囃しながら一緒に歩いていなけりゃなりません。
機械化したおかげで、人出が減って、この担ぎ手の人手が足りなくなっちゃったんですね。

今はあちこちの睦み会から助っ人が来るんでそれで担いでいるんですね。

私の子供の頃と変わったことといえば、深川の神輿には水をかけるんですが、これを水道に繋いだホースからかけると怒られたもんですが、今はそれもありみたいです。
それどころか、消防自動車が出て散水するくらいですから。

昔は絶対手桶からかけなくちゃいけなかったんで、これはこれで景気が付いて風情だったんですがねえ。

まあ、中央区の人間が深川の神輿を講釈してもなんですけど。

うちらは山王さんですから。

 

うんちく

2014 年 8 月 7 日
セミの脱け殻

セミ三種

清澄公園で木にとまっていたんですけどね、セミの脱け殻。

左がアブラゼミ、中がミンミンゼミ、右がツクツクボウシ。

で、ニイニイゼミの脱け殻も探したんですけど、上ばかり見ていたから見つかりませんでした。

ニイニイゼミは下の方にいるらしいですね、泥まみれで。

9月になればヒグラシも見つかるかも。

ツクツクボウシ柔らかいので、脚一本もげちゃってすみません。