DIY バードコール
2012 年 6 月 30 日
部品
それでは、バードコールの作り方を説明します。
ググれば幾らでも出てきますが、敢えて分かりやすく。
左の木片は桂の丸棒、長さ30ミリ、直径25ミリ、30センチのものが200円くらい。
右の金具はアイボルトと言います。
ネジ径6ミリ、足の長さは13ミリ、100円くらい。
いずれもハンズやコーナン、その他のホームセンターにあります。
ネット上には木片は堅い方がいいという記述が多いですが、桂が最適です。
堅すぎると、音の出るまでに時間がかかります。
桂に開ける下穴は5.5ミリにして、穴は突き抜けても突き抜けなくてもどちらでも。
下穴の入り口付近をリーマーで少し拡げます。
リーマーがなければ、ナイフで少しずつ。
そうして、入り口の拡がった5.5ミリの下穴に、アイボルトの6ミリのネジを無理無理、廻しこみます。
発熱しますので、なんどかに分けて、ねじ込んで下さい。
この時音は出ませんが、 今度はそれを廻しながら外してきます。
この時既に音が出ることもあります。
後は、根気よくネジを廻してねじ込んだり、抜いたりを繰り返しているうちに、チュチュというスズメの鳴き声らしきものが発します。
浅いところと深いところで音の高さが変わりますので、それで鳥の種類を代えるわけです。
バードコールを笛と思った方が二、三おられますが 、一般にバードコールと言えばこの木と金属の摩擦で発する擦過音を出すものを言います。
アイボルトにはステンレスと鉄とありますが、桂には鉄の方が向いています。
ステンは400円以上しますしね。
あと長く使っていると、穴がゆるくなって鳴きが悪くなってきますが、そんなときはボルトに松ヤニを塗ってやれば、復活します。
作ってみようという方、松ヤニはたくさんありますから差し上げます。
シャボン玉にいれても、色がきれいになりますよ。
以上バードコール工作教室でした。
写真は昨日も今日もiPhone 4Sで、スタジオの地明かり、手抜きでスマソ。
「欲しい」が今のところゼロです。
追記
アイボルトは購入時にはさび止めのために、油が塗布されています。
そのままですと、摩擦係数が低くなっていますので、中性洗剤で油を落としてから、ねじ込むようにして下さい。