USB miniB L型コネクター 奮闘記
2011 年 2 月 26 日写真は、5D2にリアリーライトスタッフのL型クランプを取り付けたところです。一見何気ない形ですが、苦労されている方には、「ハハーン」となるところでしょう。
どこが 「ハハーン」なのかと言いますと、現在カメラは横位置で撮影するように三脚(私の所ではモノポールですが)に乗っている状態です。この状態はまあ、大概のLクランプ、プレートもOKなのです。
ただここで「縦位置も撮っておいて下さい」と言われた途端、ほとんどのLクランプはお手上げになってしまいます。
雲台で縦位置にすればいいんじゃない? とお思いでしょう、ですがそれでは光軸が大きくズレてしまうんですね。
三脚移動して光軸合わせると、次のカットはまた横位置で前回とおなじアングルを要求される。ですから三脚は動かしたくないんですよね。このままカメラを縦セットしたい、
この写真では最低限度のケーブルがセットされています。画面左側がレリーズ用、右がパソコンと繋いでいるミニBと言われるUSBミニの5ピンジャックです。
縦位置にセットしようとすると、このケーブル類が邪魔をして、三脚にセットできなくなります。
その点このReally Right StuffのLクランプはニコン、キャノンのカメラ機種ごとに作られていますからまことに上手くできています。
さて、そこで問題発生です。この何気なく見える右側のUSBミニジャック、なかなか手に入らない代物なんです。

無精してスキャンですみません
この形のケーブルがないのです。 上のカメラの写真でおわかりのように、USBミニのソケットにケーブルを挿して、下向きにコードが流れる、これができないんですねえ。
大概のケーブルは下へ向かずにまっすぐこっちへ向かって飛び出してきます。つまりカメラをこの面を下に三脚にセットしようとすると、ケーブルが邪魔をするんですね。
こういうものはあります。しかしこれはノートパソコンを視野に作られていますから、ケーブルが上に出てしまうんですね。カメラの場合は下に出て欲しい。これが、ありそうでないんです。カメラアクセサリーを種々提供しているメーカーも撮影現場の意見は上がっていないらしく、どこにもない。カメラメーカーが用意していないのも不思議。
ただ、 Really Right Stuffのホームページ上からここへとべるようになっています。そこには様々なカメラに対応できるように実に豊富な種類のケーブルが用意されています。実際私もここで調達したんですが、そこに落とし穴が。
わたしこれをUPSの料金着払いで頼んだのです。18ドル強のものですからまあ着払い手数料が加算されてもたいしたこたあ無いだろうと多寡をくくって。着いた時、思わず、卒倒しそうになりましたよ。いや、大袈裟でなく、ほんと気を失いかけました。なんと、なんと、なんとお〜、金8225円請求されたんです。無税でです。
まあ私の英語力では電話して向こうと交渉することは不可能ですから、諦めましたけれど。8225円と言えばお米何升買えると思ってんですか!
その代わり手に入れたのは、ストレス無く縦位置横位置を行ったり来たりできること。
なんだかなあ〜。。。
教訓、UPSの代引きは要注意!!!!!!!!!!
追記トップの写真でレンズ下部にブルーの反射がありますが、LEDライトのMonotaRが点灯していたのを切り忘れて、その光が反射しています。蛍光灯に比べてこんなに青い(汗。