2008 年 11 月

「写真売りましょ! 買いましょ!」展、総括が

2008 年 11 月 3 日
ひまわりと軍艦島

Polaroid Transfer fake

横木安良夫さんの11/02付けブログに今回の「写真売りましょ! 買いましょ!」展、総括が掲載されています。
作品を搬入した参加者は総勢141名、そのすべての方の名前が載って居ます。
名前打ち込むだけでも大変な作業です。
頭が下がります。
わたしは実はこの展覧会を横木さんのブログで知った時、趣旨は賛成、参加は見送り、というスタンスでした。
それはアメリカのBonni Benrubiというギャラリーでおよそ50枚ほど、先年の青山の個展で30枚ほど、その他に個人的に50枚ほど作品を売っています。
過去に作品を何万円も出して買って下さった方があるので、Jet出力といえども3000円で売ってはその方たちに申しわけがないという気分がありました。

わたしの場合はオリジナルプリントと一般にいわれているのと少し意味合いが異なります。
それはポラロイド転写という作品形態が普通フィルムに撮影する写真と違って、一点ものになるからです。
普通写真は撮影した本人がプリントすればオリジナルプリント、プリンターが焼いて撮影者が承認サインすればビンテージ、とかなるのですが
わたしの場合はオリジナルが一点であとはそのオリジナルの複写をプリントすることになります。
わたしが海外や日本で売れたと言っているのは、この意味でのオリジナル。
従ってプリント出力は正しくはオリジナルプリントにはならない。
このへん複雑です。

でもまあ、何はともあれ、この展覧会へ参加したことは良かったと思っています。
作品が売れたこともありますが、やはり日本で初めてプロもアマもなく、有名無名を問わず
売るために写真を見せる展覧会が開かれたというエポックになるんじゃないかと思うからです。
壁に貼って眺めるものとしての写真、それを展覧する、そこに意味があるように思います。