2008 年 4 月

春なのに

2008 年 4 月 21 日

先週木曜日の夜、急に寒気がして熱発。同時にお腹が痛んで激しい下痢。
五分おきにトイレに行くありさま。
金曜土曜と寝て、例によって医者には行かず売薬でごまかす。
日曜日には熱は下がり、下腹部に痛みは残っているものの、下痢も止まりほぼ平生どおり。
で、ご近所散歩。
春です。 人も、虫も、花も、木も。

清澄庭園

清澄庭園

信州松本

2008 年 4 月 16 日

松本城

久しぶりに松本へ行ってきました。
松本の方言で言うと、「はーるかぶり」に行ってきました。
城のまわりにこんなに桜があったかなあ、というほどの桜で
しかもちょうど満開。
堪能してきました。
外堀の桜を眺めながら歩いていて思ったのは、千鳥ヶ淵の桜。
おなじ城のまわりの桜ですが、較べれば千鳥ヶ淵は相当なものですね。
堀までの高さと、城の規模と、桜の見事さで、ちょっと比較するのが気の毒なくらいでした。
山間の盆地につましく建っている松本城の様子は、でもそれはそれでいいものでした。
雨という予報でしたが、ご覧の通りのお天気。
周囲のアルプスも槍を除けばみんな見えましたし、よい観光が出来ました。
撮影は例によってDP1ですが、外付けのファインダーによるフレーミング、まだ慣れません。
眼鏡越しなので余計にパララックスが出ます。
それと、ファインダーのセンターにマジックペンで点が打ってあり、
このへんがピントセンサーと分かるようにしているつもりなんですが、時々抜けます。
あとブライトフレームが見難い。
このあたりはやはりライカ、ニコンは見やすかったですね。
些細なところで、技術は大きな差が付くんですね。
心しましょう。

消える職業

2008 年 4 月 12 日

時代が移ると共に人の営みも変わっていきます。
昔は屑やさんという仕事があって、家の中でいらなくなったものを、僅かではありましたが買っていってくれたのです。
「くずーい、おはらーい」という呼び声でリヤカーを引きながら町内を回ってきて、
ひとしきり町内の屑を集めきると、隣町へとまわっていく。
新聞紙や雑誌、紙くずの類が主で、今なら資源ゴミに出すようなものが、その頃は売れました。
しかし今、その屑やさんという職業はありませんね。
わたしがCXにお世話になっていた頃、ちょうどニュースはENGへと変わるところでした。
エロクトリックニュースギャザリング、といったと思いますが、
要するにそれまでフィルムで撮影していたものがVTRへと切り替わる時だったんです。
ムービーカメラマンはVTRカメラを持って取材に行くことをほとんど例外なくいやがりました。
理由は色々あったんでしょうが、ともかく嫌がった。
それが今フィルムで取材しているカメラマンはいません。
機械が変われば撮り方も変わります。
100フィートで一巻きのフィルムをカメラに入れていれば、三分ほどでフィルムはなくなってしまいます。
でもVTRなら30分、1時間と回し続けられます。
撮影方法が変わってしまうのです。
細かくカット割りして撮っていたものが、ぶんぶん回しっぱなしで、あとで編集さんにお任せ、みたいになってしまいました。
これはカメラマンという職業が消えたわけではありませんが、技術が消えていった。
今われわれフォトグラファーはやはりフィルムからデジタルへの変更を余儀なくされています。
ここでも、フィルム時代に培われた技術のかなりが消えてゆきます。
そしてそればかりが、デジタルが進んだせいで、撮影が消えてゆくということになりつつあります。
さあ、カメラマンは消える職業なんでしょうか?
何人かは残るのでしょうか?
少なくとも商業写真家は今ほどの人数は必要ない時代は、もうそこまで来ているんでしょうね。
さあ、どうしましょう。
人を乗せて、船は行く。

隅田川の水上バス

谷中の桜

2008 年 4 月 4 日

昨日です。
日暮里で山手線を降りて上野まで散歩。
谷中の墓地で桜と猫を見て、上野で人を見て帰った来ました。
上野では一枚も写真を撮らず終いでした。
国立博物館で薬師寺展。
先日NHKでこの展覧会の照明を担当した人のドキュメンタリーを見たので、ちょっとよろうかなと思ったんですが、断念。
気分が花見になっているので、やめました。
谷中は静かで穏やかで、良い感じです。
満開の花の下で、猫ばかり狙っているカメラマン氏&嬢が何人か。
白い鏡胴に赤い鉢巻きのレンズが何故か多い。
今年は浅草も行きました。でも浅草も上野も花見と言うよりは「人見」
「ねがわくばはなのもとにて、、、」という感興は得られません。
谷中、わるくないです。
ぽつりぽつり、の桜ですが、それも風情。
おすすめです。

谷中の桜

谷中の桜

谷中

谷中の桜と猫

谷中の桜

DP!の被写界深度

2008 年 4 月 3 日

DP1というカメラは今時のコンデジとしては、少々大振りです。
また合焦速度も今時のカメラとしてはちょとイラッとするほど時間がかかります。
それでも FOVEON というセンサーとAPS-Cというそのセンサーサイズがはき出してくれる絵はわたしには魅力的です。
万能ではありませんし、誰が持っても上手に写真が撮れるカメラでもありませんが、なんか魅力的なんです。
魅力的であると同時にかなりな欠点と癖を併せ持ってもいます。
先に書いたように合焦速度が遅い、逆光に弱い、手ブレをそのままに写し出す。

まあ、言ってみますれば、昔のレンジファインダーのカメラにPlus Xのフィルムを入れたような感じと言えばいいでしょうか。
それでも二重像合致式のファインダーを覗いてピントを合わせてシャッターを押すことに較べれば、
十分な早さで写真が撮れるんですが、われわれは便利万能なコンデジに慣れすぎました。
なんだかこのカメラの動きがもさっとしてのろい感じがしてしまうんです。
関西風に言えばどんくさい。
レンジファインダーが付いて28mm(35mm換算)の単焦点レンズでマニュアルフォーカスとくれば、
これはもう、スナップカメラです。
にもかかわらず、合焦が遅い。
実際オートフォーカスでスナップでは絶望的にシャッターチャンスを逃します。
「決定的瞬間」は望むべくもありません。
ただ、むかしは、カメラはみんなこうだったんです。
そこで、このカメラでスナップをされる方々に、このカメラの被写界深度の癖をお知らせします。
テストは1メートル、2メートル、3メートルにピント位置をマニュアル固定して、
絞りをf4,f5.6、f8,f11と変えて撮ってあります。
イチョウの木の枝にピンチで止めたピンクの紙片がカメラからの実測位置です。
結果はご覧の通りですが、絞りで色味が変わる?
ま、色々?ありですが、注意をしていただきたいのは3mでf5.6なら十分パンフォーカスなんですが、
infにピンがきません。
これはこのカメラの癖のようです。
infにピンが欲しいときは、∞にしたほうがいいようです。
SIGMAから計算値の被写界深度表ももらえるようですが、
写真は見た目ですからね。
お役に立つかたたないか、先ずはご覧下さい。
データは写真の中の記載通りです。

DP1の被写界深度DP1の被写界深度

DP1の被写界深度

DP1の被写界深度


DP1の被写界深度

DP1の被写界深度

DP1の被写界深度

写真は縮小してあります。
このサイズでみると十分パンフォーカスですが、100%では微妙にinfにピンがいません。
でも、十分スナップカメラです。