2007 年 3 月

定点観測 4

2007 年 3 月 31 日

いつもの定点。本日午前九時55分頃。今にも雨の落ちてきそうなお天気。ほぼ満開ですね。土曜の朝ということもあって、静かでしっとりとした花日和です。犬を連れている人、乳母車を押している人、孫の手を引いている方。皆近隣の住人ばかり、そぞろ歩きながらお花見をしていました。

人形町の桜人形町の桜人形町の桜

道を挟んで反対側。左側隅に見えている段ボール、きのうの狼藉のあと、ではないんです。車で野菜売りに来ているおじさんの店先です。商売終われば片付けて帰ります。上の公園の中はこんな感じ。もとは川だったここを埋め立てて公園に、そしてそこに擬似的に川を作っています。想像力が舌を噛みそうな風景ですが、まあそれなりの風情ではあります。上から垂れてきているのは大島桜。桜餅で使われている塩漬けの桜の葉はこの桜の葉です。
そういえば、去年この木の葉をとって塩漬けしたんだった、、、 あれどうしたろう? あとで冷蔵庫調べてみます。

梅本スペシャル自由雲台

2007 年 3 月 30 日

梅本雲台 新藤さんのホームページで告知、募集のあった、梅本スペシャル自由雲台SLー40AZ。申し込もうと思っているあいだに日がたって、募集締め切り。残念だったなあ、と思っていましたところ先日再び、告知。で、今度は直接梅本さんにメールでお願いしました。メールを差し上げたのが3/24で返事を頂いたのが3/27日。なんでもわたしのメールが迷惑メールホルダーに振り分けられてしまったそうで、そりゃあそうです、なんせ初めてメールを差し上げたんですから。で、まあその間色々とやりとりがありましたが、、結論としては新藤ヴァージョンといいますか、梅本スペシャル自由雲台SLー40AZはすでに売り切れ。そこで、

新たにこれを作っていただいたんですが、なんか申し訳ない。。。 新藤さんもほめていましたが、これは優れものです。あのライツの自由雲台今の胴の長いヤツではなく、製造やめた短い方、ボールにギザの入っていたもの。あれも良かったですが、これとは良さが違います。ライツのはカキッと止まります。かちんかちんの止まり方。あのころ日本にあのくらいのサイズでああいう風にしっかり止まる自由雲台はなかったですから、凄く良い、素晴らしい、と思いました。ですが、この梅本スペシャルガチガチな止まり方じゃないんです。ストッパーを回すと実にスムースに締まっていきます。そしてどこまでも締まっていきそうに思えます。が、そんなにきつく締め付けないで、かっちり止まっているんです。どういう仕掛けなのか分かりませんが、もの凄い高級感のある止まり方です。ちょっとしびれました(植木等なくなりましたね)。秘密のグリースまでつけていただいて、感謝です。これにリンホフのクイックシューをつけて使うんですが、脚がジッツオのアルミなんで、そろそろバサルトにするべきなんでしょうか? 年相応に。

本日は写真家にしか分からないような隠語略語の連発で、失礼しました。あすからまた、一般モードに戻りますのでお許し下さい。まだこれをお試しになってない写真家の方々、デジには最適ですよ。これに4x5は乗りませんが、デジならお奨めします。早く申し込めば良かった。銀一にハンザのOEMヴァージョンが置いてありましたが、このumemoto WORKSがちょっと良い。

定点観測 3

2007 年 3 月 29 日

人形町の桜午後五時ころの桜。もう影になっていました。たった一日でもうこの咲きようです。開花したら早いですね。ほぼ満開の木もあればまだ二分三分の木もあります。今度の日曜日あたりが見頃なんでしょうか。日曜日ならあまり花見のむしろもないでしょうし、夜桜見物できるかも知れません。千鳥ヶ淵のような人出もないし、いかがです?日曜日雨かも知れませんから、余計に人は少ないかも知れませんね。
毎年のように花がそのまま落ちています。鳥がついばんだあとですが、それを拾っている少年が一人。お母さんにあげるんでしょうか。今も昔も、変わったようで変わらない少年の心。いいですねえ。純。こういうものわたしはどこへ置いて来ちゃったんでしょう? あるいは自分でも気づかないこころのどこかにまだ残って居るんでしょうか? それがあれば、まだ作品作れますね。惰性でない、瑞々しいヤツが。

この子を育てた母親はどんな人なんでしょう。いいなあ、家庭のうちが思われるような光景です。こんな東京にいても、こんな子が育つ。世の中、捨てたもんじゃあありませんね。誰にともなく感謝します。

散る花を母に手向けん この子のごとく    貧棒

桜の花びらを拾う男の子

定点観測 2

2007 年 3 月 28 日

人形町の桜人形町の桜人形町の桜この二日間の暖かさで、陽当たりの悪い人形町の桜もやっと目覚めてきたようです。午前十時の撮影です。逆光ですので、春霞みたいですが、ピーカンです。奥に見える高い建物が3/10の「さて、」に書いたトルナーレなんとかいうたてものです。屋上にヘリポートがあります。あれが夜になると赤紫や青に光ります。一晩中じゃあないんですが、なんか不気味。だいいち一般のビルに何故へリポート? 公道を呑み込んでビル立てた裏技といい、このヘリポートといい、なんかありそうですね。

反対側はこんな感じ。一番咲いてる枝でもまだこのくらいです。今年はまだ雀が蜜を吸いに来てないみたいです。もう、雀が桜の枝にいるのが当たり前の景色になりましたねえ。(この部分の意味が分からない方は昨年の今頃のDiaryを探してみて下さい)皆さんコートを脱いで手を振って、颯爽。やっぱり春は人の気持をうき浮きさせるんですねえ。うき浮きといえば、この写真撮ったあと、左奥の道からもの凄いミニスカートのOLらしき美人(か、どうかわからない)が、自転車に乗ってやってきました。真正面から。わたしその人の顔を見なかった。

春なればミニの奥なる衣にも風の吹きたる桜かな

なんてね。

山椒ついでに我が家の蘇生した山椒。こんなに葉が出てきました。これなら大丈夫そうですね。主より先に復活を遂げたみたいです。主も頑張って再び写真界に復活、ですか? あははは、お前は写真界にいたことない、って突っ込みはやめて下さいね。たしかにね、わたしは学校も出てなければ、師匠もない、アマチュアが写真でお金貰ってたようなものですから、申し訳ないと言えば申し訳ない、ラッキーだったといえばラッキー、図々しいと言えば図々しい。ま、これが一番あたっていますかねえ。写真学校出て写真家になる人は半分も居ない、らしいですし。美学校出て絵や彫刻や版画で生計立てる人はもっと少ない。て、ことはですよ、やっぱりわたしは図々しい、ってことですかしら。どちらにしても、元気になることは良いことです。もう少し春の息吹をもらって、わたしも完全復活を遂げたいと思います。それにしても、この山椒良く生きてたなあ。りっぱ!

開花宣言

2007 年 3 月 25 日

人形町の桜人形町の桜人形町の桜人形町の桜人形町の桜定点観測地の桜、浜町中之島公園の一本に花がつきました。10輪ほど。5、6輪で開花宣言だそうですから、これは立派に開花、と言っていいでしょう? ただしこの木だけ。ほかはまだ。

こんな立て看があったりします。
さらに、、、

こんなことまで書かなきゃならない。

それでもしっかり、場所取り。

そうして、簡易トイレも用意されて、手洗いまでついている。行き届いている、と思うでしょ。ところがどっこいそうでもないんですね。はじめのころはここを占拠して花見する人なんか居なかった。地元の人間がそぞろ歩きながら桜を楽しんでいたんです。それがあるときどこかの会社がむしろを敷いた。するとたちまちそれが伝染。そうなると当然ビールを飲んでの花冷えですから小便がしたくなる。ここにトイレはひとつですから長蛇の列ができる。で、男はついついその辺で立ち小便。これが近隣に住む人には大迷惑。皆さん遠くからこの人形町へ働きに来ていますから、いわばここは旅の恥みたいな感覚。ここで立ち小便する人も自宅近くで花見をするときは辺り構わずたち小便はしないでしょう。自分のテリトリーでなければなにをしたってかまわねーや、という神経。これがキーセンツアーや落書きになるわけで、わが日本人は完全に公徳心を失いつつあります。恥、というのは人が見てないところで不謹慎をする自分に対して持つ心持ちですから、それを失ってしまえば、人目さえなければなんでもやるようになる。立ち小便くらいで大げさな、と思うでしょ。でもこういうタガは一度外れればだんだんエスカレートしていきます。

かね勘定ばかりしているうちにこんな風になってしまいました。で、近所が役所に掛け合って、なんとかしろ。花見をやめさせる度胸は役所にはありませんから、過剰サービスで対処していくことになる。ここは公共の場ですから花見だろうとなんだろうと勝手に占拠は許されないはず。集会届けだしたのか? 五人以上が集まるときは集会届けが必要。法を厳密に適用すればそうなる。やりようはいくらでもあるのに、腑抜けた役所にはそんなこともできない。静かに花見のできる場所はないものでしょうか。

註:集会届けは警察に用紙があります。

な、な、なんと

2007 年 3 月 22 日

山椒山椒山椒昨年の今頃かもう少し後ぐらい、一鉢確か160円で買った山椒が四鉢。ひとつを残して全滅と思っていたんですが、なんと、生きていました。左の鉢は冬の間も葉を落とさず、残りはみんな落葉。猫にひっくり返されたのもあれば、乾ききってかさかさになったのもあります。でもまあ、せっかく一緒に買ってきたんですから、駄目だと思ってもそのまま並べて、均等に水もやっていました。それがなんと芽吹いたんです。驚きですね。雌伏11ヶ月、しっかりと芽を出しています。この山椒、甘酒横町の浜町の緑地帯脇に車を止めて、花を売っているおじさんから買いました。先月末にこのおじさんから声をかけられました。「今年も山椒、いりますか?」これ、語るに落ちるってヤツですよね。なんだ、あいつはじめから育たないと思っていたんだ。それにしてはヤケに詳しい育て方の説明して、とぼけた野郎だ、なんて腹の中では思ったんですが、まあそこはわたしもこの頃は大人ですから、「いや、元気にしてるから、今年はいいや」なんて、負け惜しみ半分、強がり半分言って断りましたが、それが、ほんとに言ったとおりになったんです。植物はすごいもんですね。もともと山椒は冬に葉を落とすんだから、春になって芽吹くのは当たり前だろう、と言われれば、それはそのとおりなんですけど、てっきり逝ったと思ってたもんですから。。。なんか風情がもうだめです、みたいだったんですよ。

冬の間も葉を落とさず元気にしていた山椒もこのとおり、若葉が出てきました。
話は全然変わりますけど、こういうものを撮るときCANON IXY Degital Lは駄目です。ピント位置が決められないので、30枚近く撮ってしまいました。真ん中に置いて半押し、それからずらすというやり方しても何故か思った通りになりません。悪戦苦闘してこの結果。言い訳じゃないですよ、ほんとに撮りにくかったんです。で、結局20D。
ついでに申し上げますと、いつぞや書いたトラセンドの不具合。撮影途中で一枚消去、をすると、その後の撮影でプレビューでは確認できているのに、データが消えることがあるという、ご報告。思い切って幕張の撮影にそのカード使ってみました。翌日取り直しがきく現場なので、本番でテスト。結果、カードには何の異常もありませんでした。つまり、カメラ側です。20Dでは撮影途中で一枚消去はしないこと! どうもそれが結論みたいです。まあ20Dに限らず、撮影途中での部分消去はやめた方が良い、というのは伊東さんも書いておられますし、やっぱりしない方が良いのかも知れませんね。ただこのカードのテストのとき、翌日今度は途中で一枚消去もしてみたんです。が、なんともなし。ですから必ずでる不具合でもない、らしい。でもそういうことがあるということは知っておいて良いんじゃないでしょうか、というぐらいのところでしょうか。山椒が芽吹いたのは、何か良い兆しのような。

山椒さえ芽吹く季節に雌伏して かえりみすれば六十有余       貧棒