2005 年 6 月

山田正亮展に行ってきました

2005 年 6 月 27 日

日曜日に30年来お付き合いのある画家、山田正亮(まさあき)さんの展覧会に行ってきました。府中市美術館で8月14日までやっています。日曜日は山田さんのレクチャーがあるというので出かけたわけです。山田正亮、私はせいりょうと呼んでいますが、日本の抽象絵画では第一人者です。国立近代美術館をはじめとして全国の美術館、海外の著名美術館に作品がパーマネントコレクションされています。なんと私も1枚持っています。紙に色鉛筆の作品で、10年ほど前に手に入れました。日本では抽象画は価格設定が低いので私でも手に入れることができたのです。そうはいってもタブローにはとても手が出ませんが。
日本で一番高いのが日本画。洋画とはけたが違ってきます。次に洋画の油絵、それから抽象、版画と続きます。あとは二世作家が高い。これは日本中に蔓延している村社会独特の、世界市場では通用しないローカル値段。
山田さんの話がもう少し聞ければなお良かったのですが、学芸員が多弁な方でちょっと残念。

山田正亮

山田正亮

山田正亮

山田正亮

神様、ジーコ様、大黒様

2005 年 6 月 21 日

なんだかこのままブラジルにも勝っちゃいそうな気がするのは私だけでしょうか。メキシコ戦から急にパスがまわりだしてしかも早くなったような。なんて、俄サッカーファンなんです実は。私の友人にはサッカーに詳しい人がたくさんいます。特に何年か前の市立船橋と国見との国立での決勝戦で平山擁する国見に1-0で市船が勝った試合、あの時の弾丸ミドルシュートを打ったのがメールもいただいている「たくちゃん」さんのご長男。同じ時期に市船にいたストライカー原くんはこのDiaryにも時々登場するAWZさんの甥ごさん。1年下にカレンロバート(2年下?)まあそんな環境で人の子の活躍に泣いたり笑ったりしている俄サッカーファンなんですが、そんな私がこんな看板を見つけてしまいました。

公園の立て札

この日本語はサッカーファンならずともちょっと変!と思うんじゃないでしょうか。場所は浜町公園。いいところなんです。私もずいぶん利用しています。特に併設されている体育館は超お世話になっています。昔あるスポーツの中央区代表選手だったときはとてもお世話になっていました。ちなみに私、自慢しちゃいますがその競技で東京都で1位になっています。しかも国体最終選考会でも1位を取っています。でも国体には連れて行ったもらえませんでした。そのあたりはまた書くことがあるかもしれませんが今日は割愛。で、看板ですが、これじゃあイチローも松井も怒るでしょう。ジーコだって大黒だって頭に来ちゃうでしょう。公園で野球やサッカーをしてはいけない、ここまでは問題ないんですがそのあとの「などの危険な行為」というのは蛇足。およそスポーツや遊びで危険でないものはない。でもわざわざ野球とサッカーを取り上げて「などの危険な行為」と続けるのはやはり変。多分この文を考えた公園緑地課の役人の頭の中には、子供がサッカーをしていて蹴ったボールがたまたまそこを通りかかった乳母車の中の赤ちゃんにあたり、赤ちゃんの柔らかくて細い首の骨が折れたり、野球をしている少年の次打者の素振りにたまたま通りかかった女の子の頭が当たり、女の子は頭蓋骨陥没により死亡、なんて新聞記事が浮かんで、責任を問われる、左遷される、首になる、などの絵が次々に浮かんだんでしょう。過剰防衛、でしょうか?「『野球・サッカー禁止』この広場に置いて野球サッカーなどの球技は禁止します。」でいいんじゃないでしょうか。
さて、広告屋の常として叩いたままでは終わらない、ちょっとほめて終わることにします。

これなんだかわかります?写真の手前が隅田川側、向こうが公園入口。1日に何回かこうやって霧が発生します。これスプリンクラーよりはるかにおしゃれ。びちゃびちゃに濡れないし、まんべんなく行き渡ります。風向きが変わると霧がみんな川に向かって、水の無駄遣いになるんじゃないの?というご懸念には及びません。なぜか百発百中霧は向こうへ行くんです。年間の風向きを考えて作ってあるんでしょうね。良くできています。

古い話で恐縮ですが(Google Map)

2005 年 6 月 18 日

GoogleMap

ご存じの方はとっくにご存じでしょうが、これがGoogleMap。何が凄いってまあ行って見て下さい。サテライトから見た北米が全地球規模から家一軒一軒まで拡大できてなおかつそれがそのまま地図にもなる。データが世界規模になればもう地図はいらなくなります。しかも北米ではこのGoogleMapに性犯罪者のデータをリンクさせてどの犯罪者が今どこにいるかまで瞬時に出てきます。それがいいのか悪いのかは議論のあるところでしょうが、ガソリンスタンド情報や、不動産情報までもがこの地図を利用して展開されているそうです。恐ろしいスピードでコンピューター社会は突き進みつつあります。誰も行く先を知らないけれどみんなそれに乗っているスピード違反のロケットみたい。本日は一切の論評抜きです。

再び人形町の猫 3

2005 年 6 月 17 日

猫

これがお父さんで、「のらくろ」と呼んでいます。鼻の下にひげが生えてて威厳があります。彼が一緒になったのが「より目」ちゃんと呼んでいる真っ黒な猫。去年生まれたときは育たないんじゃないかと思ったほどひよわで、何より野生で生きてゆくにはあまりに遠慮がちな性格だったんです。それが兄弟の中で一番先に嫁ぎ先が決まったんですからわからないものです。そうしてあっという間に6人(?)家族です。

写真手前の4匹が子供たち。奥の三匹が親と親戚。右がお父さんで左がお母さんの「より目」左にいるのが「より目」の兄弟。お母さんがなぜ「より目」かというと、本当により目なんです。4匹の子供の中にやはり「より目」が一つ交じっています。でも4匹の子供の毛色はみんな黒。これってどういうことでしょうか?両親の血液型から子供に出る血液型を類推する表がありましたよね。あれをこの場合に当てはめてみました。

「のらくろ」の白い部分をのら、黒い部分をくろとし、「より目」の黒をくろと黒に分けて左のような表を作ってみました。すると「のら」が劣性であることが分かります。「のらくろ」が生まれるためには二親ともにのらくろで「のらのら」が生まれたときにだけのらくろが出てくる、ということになりそうです。そうなるとより目は母親の遺伝形質で1/4の確率で出たと言うことは、どういう表を作ればいいんでしょう?どなたか教えて下さい。
ちなみに子供たちが飲んでいるのは「ローファット牛乳」これが猫の体にいいのか悪いのか、私は知りません。

表上の表で「のら」を劣性とすると親ののらくろは黒毛でないとおかしいのでは?と自問。さて?

高砂義勇隊

2005 年 6 月 15 日
高金素梅氏

高金素梅 氏

6/11に表紙でご案内した台湾原住民の方々は結局靖国神社には到達できませんでした。始めにお断りしておきますが「原住民」という呼称は差別的なものではなく、彼ら自身が自分たちのことをそう称していますのでここでもそのまま「原住民」(yuanzhumin)を使います。台湾原住民とはダウ族、タイヤル族、タイルゴ族、ガマラン族、アミ族、ペナン族、パイワン族、ルカイ族、ブノン族などの民族の総称。日本が台湾を占領統治していた時にこれらの人々を総称して「高砂族」と呼びました。さらに彼らを徴用して「高砂義勇隊」を編成し、「日本の戦争」に強制荷担させました。戦後靖国神社は高砂義勇隊の戦死者を合祀しましたが、それに反対する高砂義勇隊の遺族たちが3年前、靖国神社に対して「高砂義勇兵犠牲者の名前を撤去するよう」要求を出しました。それが14日の行動につながります。

右翼

写真のように靖国前には右翼が大挙して押しかけ、陳情団を待ちかまえる格好になったため警察が警備上から陳情団の靖国行きを断念するよう説得。2時間ほどの説得(実際は半強制的ではありました)の後陳情団はこれを受け入れ、バス2台から下りることなく弁護士会館へむかいました。

高砂義勇隊

弁護士会館前で行われたセレモニーには多くの報道関係者が集まっていましたがどこもその後の報道は全くなされないかごく小さな扱いでした。もしこの人たちが靖国神社に向かっていれば間違いなく衝突は起きていたでしょうし、そうなればマスコミの扱いも違ってきます。したがって警察の異常とも言える説得は裏にこの問題を大きくしたくないという政治判断が働いていたとも疑えます。
現在台湾の立法委員・高金素梅(チワス・アリ)さんは日本で2003年2月、

「小泉首相靖国参拝違憲訴訟」の台湾原告代表となっています。法廷闘争が絡む一方、当の犠牲者である高砂族の遺族の中に先年靖国神社に参拝した方々もおられます。したがって戦後補償、一つの中国、小泉参拝、さらに台湾内部での賛成派反対派の両者の存在等複雑に事情が絡み合って一筋縄にいかない状況です。私がなぜここに取材に行ったかといいますと、友人が30年ほど前から「高砂義勇隊」のドキュメンタリーを制作しております。実に息の長い取材ですがそれに協力の意味もあって、出かけたわけです。私も30年ぶりの現場で取材人に見知った顔は全くありませんでしたがアリフレックスがビデオカメラに変わったほかには別段大きな違いのない取材風景でした。日本軍が台湾で行った愚行蛮行、高砂族については皆さんがそれぞれにお調べ下さい。新聞テレビの伝えなかった、結構重要なニュースを個人的にお伝えしたかったので…。ホリエモンが言った「将来ニュースは個人が担う」というのはあながち絵空事ではないかもしれません。この取材を通じてそんな感想を持ちました。