‘下町’

やっと

2018 年 5 月 20 日

隅田川

やっとカレンダーと季節がぴったりと合いました。

カレンダーは順を違えずに進んでいたのに、季節が先走ったり後戻りしたりで中々しっくり来ませんでした。

そのせいか、親しくしていた人が亡くなるし、大切にしていたものが壊れるし。

やっぱり、季節とカレンダーはぴったりと合って、有るべきものは有るべき場所に、居るべき人は居るべき場所にいてこそ周りがしっくりと来るものなんですよね。

ものでも人でも、嫌だな、別れは。

元気なのかそうでないのか

2018 年 5 月 13 日

両国橋

両国方面へ散歩。

今日から相撲が始まるので両国は賑やかです。

三年前から目の緑内障発作を避ける為のレーザー手術やジョギングし過ぎて膝をやったり、今年はまた白内障。

循環器と消化器は無事なので健康と言えば健康なんでしょうが眼科や整形外科的には病気状態。

始終どこか悪いところがある状態を年寄りと言うんでしょうか?

深刻な病気と向きあっている人に比べればほとんど息災と言えます。

元気でいれば金も才能も無くてもいいかとも思いますが、ここは中々悩ましいところですね。

元気でただ生きてるだけを選ぶか、才能あふれる病人を選ぶかと言われれば、答えは難しいですよね。

元気で才能あふるる人生が送れればそれに越したことはないんでしょうが。

それでも、アスリート並みに健康なやつが作ったものって、なんか面白くないんですよね。

散歩しながらそんなくだらない事を考えていました。

写真は両国橋を下から。

桜が一番美しくない時期

2018 年 4 月 2 日

立原道造 墓

桜の木は一年でいつが一番美しいのか?

そりゃ、やっぱり満開の桜の上に月が出ている景色、と言えるかもしれませんが、個人的には盛りを過ぎた桜に風の吹く日が美しいと思っています。それは経験から来るんでしょうね。

何年も前の事ですが浅草の土手で風の強い日に満開を過ぎた桜に出会ったことがあるんです。
そりゃあもう初めて見る光景でした。
前が見えないほどの桜吹雪、無数の花びらが風に舞って私に押し寄せてきたんです。
綺麗でした。
一吹きにすべての花が散っていくような錯覚がありました。

で、昨日ですね、そんな期待をいだきながら谷中の墓地を散歩したんですが、おそすぎました。
花はあらかた散って、シベだけが残って、葉はまだ出ていない。
桜が一番みじめに見える。

なので墓地以外どこかのお寺に八重でもいいから花が残っていないかと歩いていると、多宝院というお寺の中に花のきれいな木を見つけました。なんて言う種類かわからないんですが、花が小さく可憐で色があざやかな花でした。

花につられて入ったんですが、そこに立原道造の墓が有ったんです。
「あの日たち羊飼いと娘らのように、、、」
前に書いたことがあるんですが、立原道造には多少縁があります。
彼と東大の建築家で同級だった建築家と親しくお付き合いしていた時期があって、その方に立原の手紙を何通も見せてもらったことが有ったのです。ナマの日本文化に触れた気持ちがしてとても感動したんですが、それ以来の立原道造でした。

偶然の巡り合い、でした。

桜には出会えなかったんですが、文化の香りをかぎました。

いつの間に

2018 年 2 月 13 日

足下に春が来ているのに気が付きませんでした。

小網町と兜町の境目、日本橋川に架かる茅場橋のたもとにある紅梅が咲いていました。

排気ガスを四六時中浴びているせいか「薫り立つ」とはいかないんですが、色は鮮やかな紅で見事です。

この分だと永代橋のたもと、佐賀町寄りの紅梅も咲いているかもしれません。

近々そのあたりを歩いてみます。

風の強いジャンプ台と寒い都心に春を忘れていましたが、来てますねすぐそこまで。

春よ来い!

ぐるぐる巻きの郵便受け

2018 年 2 月 11 日

根津の散歩コースにある郵便受けです。

シュールというかサイケと呼ぼうか、ともかくこれで現役です。

谷根千一帯は言わずと知れた寺町で、そこに若者文化と古い町並みが混在して独特の雰囲気を醸しています。

原宿も古い木造アパートと最新若者B級文化が混在してますが、こっちのほうが落ち着きがあります。

まあ原宿が美術手帖とすれば谷根千は芸術新潮、と言った感じです。

よくわからないたとえですけど。

このポストや恐怖のサボテン寄せ植えなどかなりキワモノ的なオブジェ(?)があったりするのはこの町の面白いところです。。

大雪の翌朝

2018 年 1 月 24 日

昨日の大雪が嘘のように、道にはほとんど雪が残っていません。

膝を痛めてから走ったりしなくなって、川へ降りることもめったに無かったのですが、久しぶりに川へ下りてみました。

雲ひとつない青空。岡は風が吹いていたんですが川原は無風、珍しいこともあるもんです。

雪の翌朝によく見るのは雪だるまですが、読売のまえにあったのはこれ。

まるでゴールズワージー(Andy Goldsworthy)みたい。

世田谷美術館で彼が展覧会をやった時も東京に雪が降って、彼が即興でこさえた雪の作品が心無い人によって壊されてしまったのはそう昔の話では無いですよね。

雪があっても無くても、外へ出れば何かありますね。