‘展覧会’

華山

2018 年 10 月 15 日

横山華山展

先週のことなんですけど、東京駅のステーションギャラリーへ行ってきました。

横山華山展、売りは30メートルもある「祇園祭礼図巻」を一挙に見られる、ということでした。

この絵巻物ですが、背景が一切描かれていないんです。

ひたすら当時の(江戸時代後期)祇園山鉾や神輿を克明に描いているんです。

で、現在は消えてしまった山鉾もこの絵巻を参考に再興しているんだとか。

なのですが、私はこの絵師を知らなかったんです。

知らないのに絵には見覚えがある。

なんでかなあ、と思ったんですが、実はこの人蕭白にいたく傾倒していたらしいのです。

なので、蕭白の模写がたくさんあるんです。

それで、展覧会場で「見たことあるなあ、でも知らないなあ」、状態だったわけです。

かつては有名だったらしいのです。

漱石の「坊っちゃん」の中に登場しているらしいです。

覚えてないなあ。。。

そんなわけですが、この祭礼絵巻は一見の価値あり、です。

11月11日までですから、まだ日があります。

私にしては結構早い告知^^;です。

平塚運一

2018 年 8 月 28 日

平塚運一

千葉まで行ってきました。

不勉強で、この人知らなかったんです。

版画といえば私には長谷川潔と知り合いの遠藤昭さんの木口版画なんですが。。

知らない作家でしたが棟方志功に版画を教えた人らしいのです。

他にも多くの版画家の先生だったりする人でした。

好きな作品もありました。

多くの木口版画(写真も木口版画です)と奥さんをモデルにしたポートレートが良かったです。

70歳過ぎて突然ヌード作品に意欲を見せて大きな作品をたくさんこさえているんですが、それはあんまり私には刺さらなかったですね。

東京が摂氏36度だった昨日、千葉まで出掛けてよかったです。

展示数はかなり多め。

おすすめです。

Robert Mapplethorpe

2017 年 4 月 5 日

シャネル美術館

銀座のシャネルでRobert Mapplethorpeの写真展を見てきました。

私とはほとんど同年代なので、若い頃にこの人の写真を見て衝撃を受けた記憶があります。

今回の写真展は有名どころの写真を集めた展覧会で、それなりに充実していました。

が、こちらが年を取って感受性が鈍くなったのか、あまりに見慣れてしまったためか、当時ほどの感情の高まりはありませんでした。

それと、キューレターや写真評論家が崇め奉る「プラチナプリント」というものに懐疑的なわたしには例の黒人と白人を一枚に収めたポートレートもさほどとは思えませんでした。

撮影時から20 x 24インチのカメラで撮影してそのネガをプラチナプリントに密着させているならまだしも、ハッセルで撮影したネガを20 x 24インチに拡大デュープしてその密着を取る手法は、デュープ時点で調子が飛んでいるだろうと思われます。

Ansel Adamsのヨセミテのネガを救済してプリントしたJohn Sextonのプリントを見れば、6 x 6 cmのネガから直接プリントを取ったほうが、調子がいいんじゃないかなあ、とも想像します。

実際にあの黒人と白人のポートレートを見ると、決してゼラチンシルバーで出ない調子ではないなあという感想を持ちます。

またデジタルならあの調子は当たり前になってしまっているのも、わたしの感想に一役買っているかもしれません。

まあ、それが私の感想ですが、Mapplethorpe好きな方はともかく、彼を知らない方達には見ていただきたい展覧会ではあります。

西欧人は左右対称が好きだなあ、という感想も持ちました。

半畳記 一部改変

2017 年 3 月 27 日

浅草のアミューズミュージアムで「BORO美しいぼろ布展」を見てきました。

サブタイトルに「人間はどれだけ貧しくてもおしゃれをする」とあります。

実際の200年ほど前に着られていた半纏や着物、腰巻きその他の衣服と、その頃のものを参考に現在作られた衣装などが展示されています。

写真はこぎん刺しのサンプルですが、ミシンのない時代に手仕事でされた刺し子の美しいこと。

ぼろ布から使えるところを切り取ってツギハギにしてから、全体を刺し子で補強するそのデザインは今のジーンズに見られるわざと荒らす美意識に受け継がれて居るみたいです。

ファッションでそうしているのではなく、必要から生まれてファッションに昇華されているので、軽薄なところがありません。

美しかったです。

 

さて、お気づきかもしれませんが、半畳記の表紙が一部変わりました。

GalleryとDocumentaryに代わって、facebookとFlickrが入りました。

Flickrの方へはまだ作品を上げてないので、取り敢えず空き部屋につながるだけです。

懸念していた改変ですが、やり始めたらどんどん思い出して、あっと言う間に出来上がりました。

案ずるより易かったです。

福田平八郎

2017 年 2 月 5 日

山種美術館

久しぶりに山種に行ってきました。

そこで福田平八郎の32、3歳の頃の朦朧体風の牡丹、ほぼ四角の二曲一隻の屏風、初めて見ました。

素晴らしい。

元々、福田平八郎は好きでしたが、これはいわゆる平八郎風の絵ではなく写実の朦朧体とでもいう作品。

素晴らしかったです。

例によって今日までの極めて遅い告知ですが。。。

お時間のある方は是非。

2016 年 12 月 10 日

ダリ展チケット

一度、休日に行ったらものすごい行列に恐れをなして戻ってきてしまったんですが、ウイークデーに再度挑戦してみたら、拍子抜けするほど空いていて、ゆっくり見てこられました。

ダリは好きな画家の一人です。
いわゆるダリの代名詞的なシュールレアリスムの絵ではなく、具象の「パン籠」や恋人「ガラ」の後ろ姿をテンペラで描いた小さな板絵が好きなんですが、行ってみての感想は当たり前なんですが、ダリはシュールレアリスムの画家だなあという思いを強くしました。

「ガラ」はありましたが「パン籠」は見当たりませんでした。
絵葉書に「ガラ」はなく、図録の「ガラ」はテンペラのあのこってりとしたマチエールも色も再現できていませんでした。
油絵や水彩は比較的忠実に印刷で再現できますが、テンペラは印刷はだめですねえ。
久々に実物見られてよかったです。

2008ねんにオマージュでパンの写真を撮ってカレンダーにしたことがあります。

Bread

今年の絵柄は只今製作中です。